先日、Jackassの最新作『Jackass Forever』が全米で公開中とのコラムをご紹介しましたが、今回も同作について少し。ジョニー・ノックスビルやスティーヴォーと並んでJackassシリーズに欠かせないのは、やはりバム・マージェラでしょう。
このシリーズの原案のひとつとなったのは、'90年代終わりから'00年代初めにかけてバムがやっていたお馬鹿ビデオプロジェクトCKY。仲間や家族を巻き込んでいろんないたずらを4作にわたって収録していました。Jackassシリーズにもバムのアイデアが色濃く反映され、全米で話題となり大ヒットを飛ばしてきたわけです。
しかし今回の『Jackass Forever』にバムは登場しないという噂が飛び交っていました。なんでもアルコール依存症に陥り、SNSで過激な発言をして暴走したり、飲酒運転で逮捕されたりしたため、撮影したバムの映像はすべてカットされたのだとか。そこでバムはファンにボイコットを呼びかけるという騒動に発展していたようです。
バムは以前もシーンから離れてヨーロッパで1年間療養をした過去がありました。今回も精神病院に90日間、そして30日間リハビリを行うなど、そこそこヘビーな時間を過ごしたようです。そしてそれが功を奏し、今はまたスケートができるまで回復し、『Jackass Forever』にも1カットだけ登場しているのだそう。
なにはともあれ、富と名声を手に入れたロックスターばりのお騒がせキャラは健在。ThrasherのCold Callという企画でバムの最新フッテージが拝めるのでまだ観ていない人はチェック。近いうちにElementからショートパートなんかが公開されたら…そんな期待が高まります。
--MK