みなさん、先週公開した瀬尻 稜によるSIMPLE SESSION '14の密着映像“RYO SEJIRI IN ESTONIA”はチェックしていただけましたでしょうか? 東ヨーロッパ、バルト三国のエストニアという耳慣れない国で行われたスケートの世界大会に唯一のアジア人として招待され、錚々たるメンバーを相手に戦ってきた17歳の姿に、みなさんもなにか感じるものがあったのではないでしょうか? 今回は、G-SHOCKのサポートのもと実現したSIMPLE SESSION密着取材の舞台裏について、いくつか書かせていただければと思います。
まずは気温について。さすが東欧だけあって、外の温度はつねに0°~氷点下。映像で瀬尻自身も語っていましたが、とにかく寒かったそうです。
そして、これまでMystic Sk8 CupやFar’n Highといったヨーロッパのコンテストに参戦し、優勝をもぎ取った瀬尻の知名度もなかなかのもので、多くのスケーターに「リオ、リオ(外国人のリョウの発音)」と声をかけられ、歳が若いこともありいじられキャラとして親しまれていたとのこと。
また、大会の前にエストニアの首都タリンの街でRed Bullライダーを起用して行われたSIMPLE SESSION ‘14のテレビCMの撮影クルーに偶然遭遇。撮影スタッフの中に、瀬尻を気に入っていた大会MCのデイブ・ダンカン(元Alvaのプロスケーター)がおり、彼のはからいもあってCMに飛び入り参加したそうです。
とまあ、行く先々で何が起こるかわからないのが旅の魅力。これからも世界を相手に戦っていく瀬尻 稜の姿をVHSMAGは追っていければと思っております。
--TM
エストニアで戦う瀬尻 稜の姿を追ったRYO SEJIRI IN ESTONIA。
RIDE ChannelによるSIMPLE SESSION '14のハイライト映像。