東京のメモリアルスポットがRIP。映え系スポットのひとつとして人々に親しまれた東京湾のランドマークが2022年2月20日をもって閉館。そして解体へ向けて完全封鎖。レインボーブリッジ、東京タワー、スカイラインを一望できるスポットとしてスケートはもちろん、Lookbookだったり、オフショットの撮影に活用させてもらった万能ロケ地。個人的にはスケートうんぬん以上に、デートスポットとしてフルスロットル。SNSが普及する前は知る人ぞ知る場所だったので、100万$の夜景をタダで魅せれるコスパ最強スポット。
今となっては、誰に教えてもらって行き着いたのかは定かではないけど、それはFESN『東西南北』(’98)でムネ(北島宗和)が1Fの湾曲レールで50-50グラインドしていたときかもしれません。あれから四半世紀近く、オフでもオンでも足繁く通ったわけですから、感謝の気持ちでいっぱいです。「たくさんの思い出コップンカー!」
そうそう、閉館日の少し前にワンチャン狙いで某氏とスネークしてきたのですが、お目当てだったあのベンチはしっかり撤去されておりました。相変わらず強風だったため、最後に記念撮影をパチリしてドロン。写真や映像に残せなかったメモリーも、しっかり胸に刻んでおります。形あるものはすべていつかその役目を終えるときが訪れるわけです。スケートスポットへの敬意と愛情を忘れずに、今度もスケートなり撮影なりを続けていきたいと思うのです。
最後に某氏の言葉を拝借して締めさせてもらいたいと思います。「いつまでも、あると思うな親とスケートスポット」
─KE