ニュージャージー出身でフィラデルフィア在住のブライアン・オドワイヤー。このスケーター、まったくのノーマークでした。今年初めに公開されたパートでは正直ピンとこなかったのですが、先日の“Bad Down”でドハマリ。
この“Bad Down”は、オドワイヤーのルームメイトであるハリー・バーゲンフィールドというフィルマーがまとめたエディット。現在のフィラデルフィアのシーンをRAWに捉えた秀作です。FAのクリス・ブラウンやPalaceのジャミール・ブラウンと肩を並べ、オドワイヤーがラストパートを飾っております。どっしり腰が据わっていて、手をバタつかせない厳かなスタイルもドープ。スポットを狙うふてぶてしい目つきにもグッと来ます。ウォーリーアウトからのウォールライドは渋すぎて「WTF」と思わず声が漏れてしまいました。
ちなみにオドワイヤーはHockeyのフロウとのこと。なにはともあれ、このようなスケーターの台頭でオヨラやケイリス、スティービーが一世を風靡したフィリー黄金期の再来が期待できそうです。“Bad Down”をまだ観ていないというスケーターは今すぐ再生ボタンをタップ。
--MK