「ワシントンD.C.に行ってみてぇ〜」と言い続けて三十余年。2021年を目前にまだノーメイクでございます。そう、アメリカの首都にして東海岸のランドマークのひとつ。いわずもがなフリーダムプラザことプラスキーパークはD.C.スケートシーンのシンボルとしてあまりに有名。言うまでもなく(言ってる!)、そこで滑ってみたいというのが今回のぼやき。プラスキーパークの主であるボビー・ウォレストがThe Nine Clubでわかりやすくそのヒストリーを語ってくれているので、英語の堪能な人はチェックしてみては。
30年前にタイムスリップしますが、Santa Cruzの『A Reason for Living』('90)のショーン・シェフィーのフッテージを目にしたのがお初。その後、Underworld Elementの『Skypager』('93)を機に、プラスキーの立ち位置が明確になっていったと記憶しております。このビデオを介してプラスキーはもちろん、ワシントンD.C.のコアなスケートシーンが世界的に認知されることに。中でもクリス・ホールの個性的な滑りは今でも強く印象に残っており〼
'90年代半ばには、ワシントンD.C.のフロントマンであるぺぺ・マルチネスとアンディ・ストーンによってCAPITALというデッキブランドが発足。短命ではありましたが、ワシントンD.C.ヴァイブスが注入された粋なブランドでした。その後はPIT CrewがワシントンD.C.のスケートコミュニティの中心を担うクルーとして活躍。とまあ、足も運んだこともない土地の話を知ったかぶりしているわけで、ここから特に深掘りすることもないのでそろそろおいとまさせてもらいますが、マーク・ウォルバーグ主演映画『ザ・シューター』内でプラスキーパークのレッジを目にしたとき無駄に上がりました。
─KE