「昔のスケーターでチェックしておいたほういい人教えてください」とは先日一緒に撮影で動いた16歳の言葉。「伊藤みどり!」って知るわけないかってことでマイFAVを。リッキー・オヨラ、ジェイソン・リー、ジェリー・ファウラー、イーサン・ファウラー、ジュリアン・ストレンジャー、カール・シップマン…って、カール・シップマンって自分でも久々に口に出してもうた。’90年年代前半にUKよりSFに渡りStereoやDCのライダーとして一世風靡したキックフリップ男爵。シンプル・伊豆・ベストを地で行くようなお方で、Fsフリップの足のたたみ具合とか神です。
トム・ペニーやジェフ・ロウリーとともにアメリカを席巻したUKスケーターのフロンティアのひとりとして注目を浴びるも、プロとしてキャリアを追求するのではなく、地元での生活を選び帰国。Stereoのみならず、Plan Bや101といったカンパニーからもオファーを受けていたと言えば、どれだけの実力&魅力を兼ね揃えたスケーターだったのか想像に難しくないでしょう。あらためてカール・シップマンのパートを観返してみましたが、流行り廃りに踊らされないクラシックスタイルは色褪せないものなんだと再確認。同時に、日本のヤングバックスの前向きな姿勢に思わずバッキンガム宮殿(意味不明)。
─KE