『CHERRY』のリリースが間近に迫ってきました。説明不要のブランドSupremeの初となるスケートビデオのことです。過去にはトーマス・キャンベルが撮影した『A Love Supreme』、ロンドンクルーが撮影したもの、ミニランプやボウルセッションなどのミニビデオはいくつか発表されましたが、Supreme名義でのフルレングス的な作品は今回が初とのこと。
1994年のブランド発足から実に20年を経て、今回リリースされる『CHERRY』。お初ってことでチェリーってタイトルにかけているかもしれませんが、そのあたりは自分の憶測です。出演ライダーは、ディル、オルソン、パパラード、コストン、AVE、ルシアン、タイショーン、ブラッドレー、ナケルといった東海岸と西海岸のSupremeとゆかりのある面々ばかり。
撮影を担当したのはフィルマーのFat Billことビル・ストロベック。そんな彼については以前Randomで紹介させてもらったのでディテールは割愛させてもらいますが、自分の中で彼はToriotokoと同じ匂いのするフィルマーだと認識しています。ズバリ、ストリートカオス好き。とりあえず訳の分からないジャンキーとかオッサンは見逃さない。でもってそこら辺のストリートで撮影するのが大好きという点においては、Toriotokoスタイルとかぶります。ということで、ビル・ストロベックが手がけたミニビデオをこのタイミングでおさらいです。モノクロ映像とカオスとストリートスケーティングとグッドミュージック。やっぱりToriotokoと共通点が多い。
なにはともあれ、『CHERRY』 The Supreme Videoのリリース間近です。
--KE