レイリー村岡パイセン専売特許スポット、通称“オワン”がついに陥落!? 先日DCより発表された本郷兄弟パートの中に収録されたオワン映像に気持ちが追いつかなくなり、その目を疑った人も少なくないはず。難攻不落のスポットとして長年鎮座し続けたオワンに新たな歴史が刻まれました。長い沈黙を破ったのは日本、いや世界屈指のクイックフィートで知られる本郷真太郎。数々の猛者たちを一蹴し続けたオワンを見事ビックスピンで殲滅。「これはひとりの人間にとっては小さな一歩だけど、人類にとっては偉大な飛躍である(ニール・アームストロング缶)」。
論より証拠ということで、今一度DCより発表された“Hongo Brothers”パートをチェックしてみてください。もっというと、オワンの場所は恵●寿にあるので、クイックが得意だって人はぜひとも観光に、ではなくチャレンジしに行ってみてください。映像より実際に行くとそのエゲツなさが理解できます(いいイメージが1mmもわかない…)。
そうそう、外野の筆者がなにを言いたいかってことなんだけど、今回のDCから発表されたWパートは本郷兄弟のコラボレーションではあるけれど、その裏でもうひとつのコラボレーションがあったことも老婆心ながらお伝えしておきたいなと。真太郎のビックスピンが生まれるまでの道筋を作ったのは、他でもなくオワンマスターの村岡パイセン。詳しくは、“村岡洋樹 VS オワン”をVHSMAGのYouTubeチャンネルでヒット。日本のスケート史に残るオワンでのワントリックは、いうなればヒロキと真太郎のコラボ。わずか数秒のフッテージの裏には長い歳月を経て結実した、知られざるドラマが隠されているのだ…ハレルヤ!
─KE