'90年代にタブーを無視してさまざまな挑戦的な記事を世に送り出し若いスケーターから絶大な人気を誇ったスケート誌、Big Brother。そんな伝説のメディアとのコラボコレクションがDCよりリリースされます。
Big Brotherを知らない方々に少しばかりご説明を。この雑誌が創刊されたのは1992年のこと。発刊者は当時のスケートシーンを席巻していたWorld Industriesのボス、スティーブ・ロッコ。当時のWorld Industriesのアートワークも同じくさまざまなタブーを無視した問題作ばかりだったのですが、Big Brotherはその世界観をそのまま誌面に反映させた雑誌です。まだスケートボードがサブカルチャーとして捉えられていた時代に、性、宗教、政治、人種、暴力、エロ、ドラッグなどなど、あらゆる際どいネタを題材にして社会を敵に回し、アメリカで大問題になったこともありました。検閲なんて一切ナシ。わかりやすく言えば、『ジャッカス』の前身といった感じでしょうか。ちなみに1997年にHustler誌の発刊者、ラリー・フリントが買収して数々のヌードが掲載されるようになり、2004年に休刊となっております。
このような挑戦的なBig Brotherを創刊から休刊まで支え続けたのがDCでした。ということで、このDC × Big Brotherのカプセルコレクションとして、当時の懐かしいBig Brotherのアートワークや表紙を配したシューズやアパレル、さらには反響の大きかった記事をまとめた書籍も限定でリリース。まずは以下のプロモビデオをチェックして、視覚的にBig Brotherの世界観を感じてください。そして、DCとのコラボアイテムをゲットしてください。
--MK