エド・テンプルトンについて語り合える仲間がいない! 最近のもっぱらの悩み。Toy Machineのオーナー兼プロスケーターで、ペインターや写真家としてのアーティスト活動にも余念がない元祖マルチプル。国内だとアーティストとして知名度が高かったりしますが、500%スケートボーダー。ゴンズとかディルのインタビューもいいけど、エドテンとかニール・ブレンダーの取材もしろよ日本の自傷カルチャー誌! 自称でしたね、失敬。
なにしろエドさん、時代の潮流に振り回されることなく我流を貫いています。我流と言うと頑固や偏屈なイメージがつきまといますが、平たくいうとブレない(最初から言えよ)。ハイウォーターパンツ、トラッカーキャップ、インポシ、ノーブラ(ブラントのほうね)、HB、Toy Machineとディアナ(嫁さん)がキーワードの中年スケーターの鑑。数たるビデオパートも甘えなしの特盛なんだけど、スケート写真のどれをとっても映えてるMr. フォトジェニック。Tシャツとか服装の色使いとかもツボ。しかもかなりの目利きといいますか、数々の無名スケーターがToy Machineを介してビッグネームに。BA、エリッサ、バム、トラパッソ、タイショーンなんかはその最たるもの。とまあ、論より証拠ということで、エドテンのことを知っている人も知らない人も、いくつかパートを貼り付けてあるので心して再生するのだ。スケートボードのかっこよさが凝縮されており〼
おい、そこのポーザーくん。ニューヨークやロンドンのトレンドを追っかけるのもいいけど、スケートボードの魅力の根っこはカリフォルニアにあるってことにそろそろ気づけよ。アスタ・ラ・ビスタ、ベイビ〜。
─KE
https://www.youtube.com/watch?v=ROpBk3VfwLU