World Industries傘下のブランドからライダーが続々と抜けてスタートしたのが1993年。今年はGirlが設立されて30年、記念すべきアニバーサリーイヤー。
1stビデオ『Goldfish』に始まり、これまでさまざまな歴史的映像作品を残してきました。特に'90年代のそれはマイク・キャロルやエリック・コストンを筆頭に、トリックの進化をまざまざと見せつけたものばかり。オーナーのひとりであり世界的な映画監督スパイク・ジョーンズが手掛けるスキットも同ブランドの作品に色を添えてきました。なかでも『Mouse』はレジェンダリー。同作品に収録されたガイ・マリアーノのパートは今見返しても色褪せることがありません。
これまでGirlに所属したスケーターもバラエティに富んだ才能ばかり。OGメンバーだとショーン・シェフィーにジョバンテ・ターナー、コストンやマリアーノ。さらにはP・ロッドやアレックス・オルソン。実に個性派揃い。
そしてこの度、LAでThree Decades of Girlと題した特大周年イベントが開催されました。歴代のデッキ、映像作品のDVテープや撮影に使用された貴重な小道具などが展示され、新旧のライダーが全員集合するという奇跡が実現。さまざまな事情でチームの入れ替わりはありましたが、ファミリーを離れた面々も笑顔で古巣の30周年という金字塔を祝福したようです。
『Mouse』のイントロにもあったように「Three is a Magic Number」。ということでGirlが手掛けた映像作品を改めて振り返りましょう。Congrats!!
--MK