Vansの名作シューズというよりはスケート史に燦然と輝く傑作といっても差し支えないであろうHalf Cab。1992年発売のこのシューズが今年30周年を迎えたというのは、VHSMAGをしっかり観ている方はご存知のハズ…!!
そもそもHalf Cabの誕生には有名なエピソードがあります。もともとハイカットだったCaballero(通称フルキャブ)をカットオフして短くし、切り口をダクトテープで補強して履くことがSFで流行。「それだったらミッドカットで製品化しよう」ということで誕生したのです。その理由にはシーンの主流がバーチカルからストリートスケートへ移り変わったという時代背景があり、より足首が自由になる必要があったのだとか。ちなみに初めてフルキャブをカットして履いたのはジョバンテ・ターナー。
と、その歴史を目の当たりにしたわけでもなければ、当時からスケート関連の仕事をしていたわけでもない自分がなぜ訳知り顔でこの原稿を書いているかといえば、それはVans制作の”30 Years of The Vans Half Cab”という動画を観たから。この動画がとてもよくできていて、みなさんにもぜひチェックしてもらいたいということで紹介させていただいた次第です。
本編は以下より観ることができます。なお、Episode 1はそのまま字幕付きなのですが、Episode 2はYouTubeの字幕設定を日本語にすることでストレスなく閲覧可能。ストーリーを締めくくるEpisode 3の公開は間もなくらしいので、みなさんしばしお待ちくださいませ。
—TM