みなさま、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
年明け早々、桜木英生の骨太インタビューを投下することができました。'90年代初頭に単身カリフォルニアに渡り、現地のコミュニティに迎え入れられてキャリアを築いた日本人スケーターの半生。読んでいただけましたでしょうか?
今回のインタビューの収録時間はこれまでで一番長尺(なんと3時間強!!!!!)。それほど彼の功績や体験談は豊富で濃い。なんせ出演した海外のスケートビデオは合計26本。ThrasherやTWSにも度々登場しています。マット・ヘンズリー、スティーブ・オルテガ、ダニー・ウェイ、フランク・ヒラタ、SMA、World Industries、Plan B、ハンドレールでの世界初トリックなど。まだまだ話があったみたいで、3時間のインタビューでも語り尽くせなかったほど。ダニー・ウェイの自宅で開催されたPlan B『Questionable』の試写会の後に見せられたという衝撃のビデオの内容は直接本人に聞いてくださいw
ちなみに先日、SkateboarderやTWSの元ライターが'90年代初頭のスティーブ・オルテガの360フリップのグラビアページを自身のIGに投稿していました(今回のインタビューで桜木くんが話していますが、マット・ヘンズリーに360フリップを教えたのはスティーブ・オルテガらしい)。タイミングがタイミングなだけに、おそらく桜木英生のインタビューに触発されたと推測しております。
インターネットも携帯電話もない30年前にアメリカで活躍した日本人スケーターのパイオニア。堀米雄斗、中島壮一朗、岡田 晋よりも前に海外への道を切り開いた先駆者。是非、今の若いスケーターにも読んでいただきたいです。
--MK