11月3日(金)にHUF NAGOYAが1周年を迎えるということで、一路、名古屋まで行ってまいりました。名古屋PARCO南館4Fに出店するHUF NAGOYAでは記念イベントが催されてスケーターが集まり、フリービアで大盛り上がり。そして大通りに面したPARCO 1FのエントランスではNYから来日したアーティストのユーン・ヒョプによるライブペインティングが開催。
日本のスケーターにはそこまで馴染みがないかもしれないので、ここでざっとユーンというアーティストの説明を。彼は韓国・ソウルで生まれ、アートを追求するためにNYに渡ったスケーター。スケートボードはもちろんのこと、ジャズ、ファンク、Hip-Hopをはじめとする音楽にインスピレーションを受けながら、フリーハンドで描く点や線でその独特な世界観を表現しています。これまでにNikeやTommy Hilfigerといった大手企業とコラボを行った経歴を持ち、FacebookのNYオフィスの壁画を手がけたことも。この経歴からもわかる通り、ユーンは世界的に注目を集める気鋭アーティストなのですが、個人的にこの人に感じた魅力は、成功して有名になっても謙虚な姿勢をくずさない等身大のスケーターだというところ。うれしそうに音楽やスケートボードの話をする姿が印象的でした。彼のアーティスト活動を影で支える奥さんドヒーとの連携も微笑ましい。ちなみにNYでは日本人スケーター/アーティストのオリスタ改めKOJI YAMAGUCHIと一緒にスケートをしているとのこと。
今回のHUF NAGOYAの1周年を記念してユーンとHUFの限定コラボアイテムがリリースされ、東京・渋谷のギャラリーである16 (Sixteen)でもアートショーが開催されました。それもすべて、本人が昔からキース・ハフナゲルをリスペクトしているからこそ実現したとのこと。実にスケートボードの繋がりによって形になったオーガニックなコラボです。
そんなユーンのインタビュー動画が追ってVHSMAGで公開されますので乞うご期待。それまでは、今回のライブペインティングの模様とこれまでの活動などを以下に貼り付けてありますのでお楽しみください。実に素晴らしいアーティストです。
--MK
Photos courtesy of HUF NAGOYA