「次回のShut Up & Skateも出ない?」
KEさんからの着信。僕は仕事の最中、帰宅してからの家族の時間のプライベートな連絡は基本スルーするのだが、これは出ないとと何故か思い、受話器に耳に当てた。
前回Shut Up & Skateに出演させていただいた。正直僕はいろいろとあり、人前で何かを発言することにめっちゃくちゃ緊張し、また恐怖を感じる体質となってしまった。ただ、今回ご要望いただき、少しだけ頑張った。で、再度ご依頼をいただいたけれども、正直やりたくないと思った。 実際、今回の収録数日前から、僕は毎朝ゲロを吐く日々となった。それくらい僕は人前(オンラインなんで人前ではないが)で話せない、身体が拒絶反応を起こすのだ。
今回も、正直お蔵入りにさせていただきたいと切実に思っている。 緊張で、頭真っ白になるし、変にかっこつけようとしてしまうし、KEさん、ジマさん、星斗の話もろくに聞かないで緊張を紛らわすため話を遮ってしまうし…。
でも、たぶん今回は自分が伝えたいことがあって、きっとそれだけは少しでも伝えたいと、前のめりになってしまったのだと。その伝えたいこととは「スケートには映像が大事かもしれないが、写真も同じくらい必要。いや、お互いが補う存在でないと。またリッキーのこの写真の表紙が、スケート写真の本質を突いていると思う」ということ。
─DESHI