デンマークはコペンハーゲン発のコンテンポラリーなカルチャー&ライフスタイル雑誌、Bitchslap Magazine。ストリート目線で、フォトグラフィ、ファッション、スケート、スノー、デザイン、音楽などを取り扱う洗練されたメディアです。
そんなBitchslap Magazineの最新号に、VHSMAGにも写真を提供してくれているフォトグラファーのISEKIの特集が組まれています。18ページにわたって掲載されたこの特集は“Frame of Reference”と題され、世界中のスケートフォトグラファーのレンズを通して自国の都市空間を紹介するという内容。これまでにデイブ・カミ(サンフランシスコ)、ジョナサン・メリング(ニューヨーク)やニルス・スヴェンソン(マルメ)など、著名なスケートフォトグラファーたちがフィーチャーされてきました。
今回ISEKIが切り取ったのは東京の都市空間ですが、やはり普段見慣れている街もレンズを通して見てみるとまったく違って見えるものです。それが秀逸なフォトグラフィであればなおさらです。ということで、ISEKIのレンズを通して見る東京の街をご覧ください。それが映像であれ写真であれ、日本発のものが海を越えるのはうれしいものです。
--MK
ISEKIの特集が組まれたBitchslap Magazineの最新号。
本特集でISEKIが切り取ったのは東京の都市空間。ちなみにイントロはローレンス・キーフが執筆。
Deshiこと大本芳大。ギャップ越えのオーリーtoフェイキー。
以下、キャプション訳:
「渋谷のステレオタイプといえば、かの有名な『スクランブル交差点』だろう。無数の人々が四方八方に行き交うアレ。その一方で、渋谷の路地裏には一般的には何も面白くない場所だけど、スケーターにとってはヨダレもののスケートスポットがいたるところに点在する。この高架下もまたそうしたスポットのひとつで、スケートの観点から他のどの観光名所よりも重要なヒストリーを持っている。デシはこのスポットのヒストリーを更新してきたパイオニアで、今はどこか別の遠い街に住んでる。おーい、デシ元気か? オレは…まあまあかな」 --ISEKI
夜の池袋。多くの素晴らしいスケーターを輩出してきた東京の街。
この写真が掲載されたのは特集内ではなく、一番最後の見開きページ。
Bitchslap MagazineがISEKIの写真を気に入っているテンションが伝わってくる。
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