かっけー若手(多分)を発見。ちょっと前に公開されたQuasiの“Simulation”。ニューフェイスを軸に構成したエディットかとは思いますが、冒頭の掴みが秀逸。いままで見たことも聞いたこともないニューカマーの不意打ちに完全KO。その名もジェイソン・ナム。とんでもないヤツが出てきたと思うと同時に、どこか懐かしいというか既視感にも似たこの感覚はもしや…。そ、そうです、この飛んで突っ込む猪突猛進系といえば、親日派スケーターとして長らく名古屋に居住していたリッチ・アドラー。ハイスピードから飛んでバクスミとか5-0といえば彼の専売特許。そんなリッチの遺伝子を受け継ぐかのような滑りを体現するジェイソン・ナムは、リッチと同じ東海岸出身だけにあらず、トリックセレクションも体型も酷似。偶然だろうけどとにかくカッケーす。ちなみにリッチ・アドラーの若い頃のあだ名はキャノンボールだったとのことなので、ジェイソン・ナムはキャンボール2ってことで。南無…。
─KE