4月9日にカリフォルニア・オークランドのDIYパーク、Lower BobsにてP-Stone Cupが開催されました。このイベントは2017年に他界したフィルマーのP-Stoneことプレストン・メイゲターに捧げる、2018年に始まった恒例のコンテスト。
スケーターによって建設されたDIYパークにトランジションの猛者が集結し、毎年超絶ワイルドなセッションが繰り広げられています。泣く子も黙るAntiheroの面々など地元ベイエリアを取り仕切るDeluxe系ライダーが多数参加。MCはNeck Face、現場のBGMを担当するのはDJ Juan Loveことジョン・カーディエル。まさにスケーターの、スケーターによる、スケーターのための空間。これ以上コアなスケートイベントは存在しないといっても過言ではありません。
今年のP-Stone Cupでは木製のエクステンションが設置された他、女子の部も開催。そしてなんと手塚まみが見事優勝。個人的にこれはもっと大きな話題にするべきニュースだと思っています。SLS、X Games、Dew Tour、オリンピックといった「マス」なコンテストもいいですが、このようにスケートコミュニティが中心となって行う「コア」なスケートの祭典での活躍もスケーターであれば大切にしたい。
とにかくRecap動画をまだ観ていないというスケーターは今すぐチェック。スケーターのパワーと当日の熱気がバチバチ伝わってきます。
--MK