先日、マラソンランナーがレース時にロキソニンなどの痛み止めを服用していると知ってびっくり。もちろん全員じゃなく一部だとは思うのですが、「マラソン+痛み止め」「マラソン+ロキソニン」なんて検索すると結構ヒットするので、そっち系の人々には知られた話なのかもしれません。
要するに鎮痛剤を服用することで走行時に起きる関節痛や筋肉痛を抑え、より良いタイムを出すのが目的(実際にタイムが伸びたとか完走できたとかの報告例あり)。もちろんそれらを飲んでも永遠に痛みがなくなるわけじゃなく、一時的に痛みが和らぐだけなので正直身体にはよくないし副作用もあるはずです。それでも「1分1秒でも速く…」なんて気合の入った人がリスク覚悟でぶっこんでいるのでしょう。実際にドーピングにはならないみたいだし。
ただ、鎮痛剤を服用して痛みを感じなくなることで知らないうちに身体に負荷をかけてしまい、さらなる怪我や故障を招く場合もあるそうなので要注意っす。
ここからが本題ですが、じゃあそれをスケートに使ったらどうなのよ…ってハナシ。基本的におすすめはしませんが、ステアを飛ぶとかハンドレールに入るとか、極端に身体に負担がかかる撮影時に予めそれらを服用しておくと一時的に無痛状態でトライできるかもしれません。
がしかし、上記検索結果のサイトでも肯定派と否定派で意見は分かれています。なにはともあれ消炎鎮痛剤はアスリートにとって諸刃の剣だと思いますので、使い方を間違えず自己責任でお願いしますm(_ _)m
—TM