
Superstar ADVのシグネチャーカラーウェイの発売を記念してadidas Skateboardingから公開されたフェリペ・グスタヴォのパートがヤバい。ブラジルが誇るテクニカルスケートの権化として名を馳せてきたフェリペ。2月22日に34歳を迎えた今なおその精密機械のようなボードコントロールは衰え知らず。2014年にLRGのジャパンツアーで来日した際に某学院のダブルセットでSs Fsキックフリップを2トライで完璧に仕留めたのは有名な話ですが、今回のパートを観ていると当時の記憶が鮮明に蘇ります。
本パートは台北と上海に1週間ずつ滞在して撮影されたもの。マーブル三昧のスポットでクリーンなテクニカルトリックの数々を披露しております。何がすごいかって、収録されたラインは1カットを除いてすべてノープッシュ。どんなに難解なトリックであっても完璧に着地するためまったくスピードが落ちない。ブレない。超絶スムース。
記憶が正しければ、フェリペにとって今回のリリースは2017年にadidas Skateboardingに加入してから初のシグネチャーカラーウェイ。なぜ8年もリリースがなかったのか…。その理由は謎ですが、盟友ヴィンセント・ミルーとマイルス・シルヴァスの援護射撃を受けた“PARAíSO”をチェック。フィラーなし。タイトル通りパラダイスのようなパートです。
—MK