またしても最高。良質なフルレングス作品をオールウェイズ提供してくれるブラッドサッキングカンパニーToy Machineのビデオ#10。題して『Real Life Sucks』。'90年代半ばに海老天麩羅うどん(失敬)じゃなくてエド・テンプルトンによって発足されたボードカンパニーで、かれこれ30年ぐらいの活動歴を誇るOGブランド。定期的にフルレングスをリリースするブレない方針に感服させられます。エドさんのアートワークを随所に盛り込んだ相変わらずの世界観も素敵なビデオなのですが、一際目を引くのは女性陣。ヤングガールズが果敢にストリートを攻める姿にマンマ・ミーア! 1点気になったのは、ひょっとしてブレイク・カーペンター移籍? どなたかご存知の方は情弱インターンにそっと教えてください。一方で、ジェフ・ロウリーの電撃加入のアナウンスは今作のジャンボサプライズ。ジェフさん大好物のディッチスポットで存在感を遺憾なく発揮。自分と同世代でいまだ現役の姿に感動すら覚えます(比べるな!)。地下鉄の階段の上り下りでふくらはぎが加水分解してる自分とは大違い…。『Real Life Sucks』もToy Machineも最高です。日本だとなぜか…「おっと、誰か来たようだ…」。
─KE