マイク・Vからはじまり、ジェリー・ファウラー、イーサン・ファウラー、レイノルズ、コストンらを経由し、マーコビッチ(最終的にはアダム・マクナット)で終わるという、とんでもないビデオ『Right To Skate』('92)をご存知でしょうか? 時はビックパンツ&スモールウィールズを地で行く1992年。自分にとってもスケート業界にとっても暗黒(?)だったと言っても過言ではない迷走・シルヴァな時代。'92年といえばPlan Bの『Questionable』がディープ・インパクト過ぎて、ほかのビデオは幸薄い枠になってしまっていた感は否めま1000が、Unionというウィールカンパニーがリリースした『Right To Skate』は隠れ秀作のひとつ。特に、マイFavoritesのジェリー・ファーラーとアダム・マクナットの時代を先取りした滑りがツボであります。超がつくほど久々にビデオを見返したのですが、いい感じです。スケシューカンパニーが乱立する前の時代の作品なので、マーコビッチがShell Toe履いてたり、マクナットがPuma履いてるので足元が気になっちゃいます。おっと、またしても後ろ向きな話題に寄っていきそうな気配がするので、このあたりでドロンさせてもらいます。
─KE