先日のSLIDER 10周年記念イベントやNext Generationsでも顕著だったのですが、今の若いスケーターの勢いはとどまるところを知りません。きっと全国にはまだまだスキルフルなヤングガンが控えていることでしょう。
彼ら世代のスケーターたちに仕事柄たまに聞かれたりするのは、「スケートで名を上げたい」とか「メディアにはどうしたら出れるのか?」ということ。そういうときは、こう答えるようにしています。「ちゃんとしたフィルマーやフォトグラファーと一緒に動くのがおすすめ」と。
ここで言う“ちゃんとした”とは、映像や写真撮影を趣味ではなく仕事として行っている人のこと。スケーターや撮影者にスキルがあることを大前提として、シーンの第一線で活躍するフォトグラファーやフィルマーとともに写真や映像を残していくのが結果に直結すると感じています。撮影されたものの出どころがメディアや映像作品、出版物であれ、一緒に動くフォトグラファーやフィルマーがどれだけ影響力があるアウトプット先を持っている人物なのか…というのをふまえて動くのがいいのではないでしょうか? もちろん、仲間同士でもスキルやセンスがあれば注目を集める可能性はあるので一概には言い切れませんが。
また、スケーターのトリックはすごいんだけど撮影者の技術的にNG…なんて場合もあるので要注意でございます。苦労して写真や映像を撮ってもらったのにどこにも露出されないというのは効率的ではないですから。
「そんな知り合いいねぇよ」なんて言ってるアナタ。まずはコネクションづくりからスタートしましょう!
—TM