最近、ダレン・ハーパーのミニドキュメンタリーやボビー・ウォレストのパートが公開され、ワシントンDCのスケートメッカであるプラスキパークをこれまで以上に観る機会が増えたように思います。それもこのアイコニックなスケートスポットが存続の危機に晒されているからかもしれません。
正式名称はフリーダムプラザ。ワシントンDCにおける政治抗議デモや地方行事が行われる広場として有名で、アメリカ独立戦争の有名な騎兵指揮官であるカジミール・プラスキの騎馬像が設置されていることから「プラスキパーク」と呼ばれています。
この場所はワシントンDCにとってだけでなく、世界中のスケートコミュニティにとって重要なスポット。'90年代からNew Deal、Underworld Elementや101を始めとするスケートビデオに登場し、クリス・ホール、アンディ・ストーン、故ぺぺ・マルチネス、ジョン・イゲイといったスタイラーを輩出。ワシントンDCのスケーターたちの歴史やカルチャーが凝縮した聖地であります。
そんなプラスキパークが現地の区議会と政府機関によって取り壊されようとされているようです。フィラデルフィアのLOVEやサンフランシスコのEMBと同じように終わりを迎えてしまうのはあまりにも切ない。ただでさえプラザがレアな存在になっている時代だからこそ、プラスキだけは生き残ってほしい。
というわけで、もちろんローカルショップが立ち上がりました。現在、ワシントンDCのCrushed Skate Shopがオンライン署名のキャンペーンを行っています。これから先もこのスポットで極上のスケーティングを引き続き観たいというスケーターは、迷わずサイトへGO。
www.change.org/p/council-of-the-district-of-columbia-help-us-save-freedom-plaza-in-washington-dc
--MK