先日、東洋大学の非常勤講師からVHSMAGにメールが届きました。その内容は「安全なスケートボード環境の整備に向けた基礎調査」へのWebアンケートの告知をしてほしいというもの。
詳細がわからないと無責任に紹介できない…ということで先方とやりとりしていろいろとわかってきたのでここでご紹介。そして以下の理由からVHSビューワーのみなさんにご協力をお願いしようと思った次第でございます。
・青少年育成や非行防止にスケートボードが取り入れられ学術調査が進んでいる海外に比べ、日本ではその調査や研究が著しく遅れていること。
・この調査結果が、パーク建設などで行政や市民に働きかける際のエビデンス(根拠/証拠)のある資料になる(※エビデンスがないと「愛好家のお願い」として行政側に受け取られてしまう傾向にあるそうです)。
・調査結果が論文としてまとまり掲載された後に紙媒体やWeb上にて公開。2次資料として使用可能。
聞くところによると、論文は通常3回の審査が必要で、掲載の機会も年に1度(逃すと翌年)と時間がかかるものだそうです。今回の学術調査が日本のシーンにおける最初の一歩。もちろんこの調査が100%スケーター寄りの研究ではないと先方は言っています。しかしこれらの研究を積み重ねていくことにより、スケーターと社会の共存の道が探れるのではないか…と自分は感じました。もちろん、論文公開の際にはその詳細をVHSMAGにて紹介いたします。
日本のスケートボードシーンの環境改善のために、以下よりアンケートのご協力をお願いいたします。
—TM
アンケートフォームはこちら(※締切は2021年8月31日)
https://docs.google.com/forms/