スケートがオリンピックの正式種目となったこともあり、全国に新しいパークが増えている/増えていくという話をよく耳にします。誰にも邪魔されることなくスキルを磨ける場所があるのは素晴らしいことですが、そこで安心して滑り続けられるようにメンテナンスをすることも非常に大切。
先日、島根県のスケートショップEvolからある動画が届きました。昨年末に行われた出雲市議会の一般質問の映像なのですが、ひとりの議員が出雲健康公園スケートボード場というパークを議題に取り上げています。まずは議会のオジサマたちに対してスケートボードの説明から始まり、パークの老朽化についての認識はあるのか、これまでの修繕活動はどのようなものだったのか、さらに全面改修の意向はあるのか質問しています。
このパークがオープンしたのは2002年。自分もその当時に足を運んだことがあるのですが、セクションが鉄板で超スムースだった印象。でも18年も経てばやはりガタがくるもの。これまでに細かい修繕は行われてきたものの、セクションの入り口に段差ができたり鉄板の面にサビが目立つようになったり。やはり全面改修をすることができれば理想的ということです。
ちなみに本件を議題に取り上げたのは山内英司という議員さんで、ローカルスケーターたちが彼の当選に尽力したとのこと。スケート環境をよくするために議員を応援するところからスタートするのはなかなか珍しいケースとは思いますが、地元パークの老朽化に困っている際はいろんな人を巻き込んでムーブメントを起こしてみてはいかがでしょう?
安全にスケートできるはずのパークで事故が起きるのはもってのほか。しかも老朽化が原因ならなおさら。新しく建設されるパークと同じく、これまでお世話になり続けたパークも大切にしなければと思う今日この頃です。
--MK