先日Nine Clubを通して興味深いニュースを知りました。なんでもアメリカにおけるスケートボードの管理団体であるUSA Skateboardingのスタッフが次々と辞職しているようです。これはオリンピックのアメリカ代表チームにとって非常に重要な団体。
アメリカ代表のコーチを務めるアンドリュー・ニコラスやミミ・ヌープを始めとする同団体のスタッフが次々とIGで離職の意思を表明しています。彼らのコメントによると、スケートカルチャーに精通していない上層部がスケーターをないがしろにしているとのこと。スタッフに対するひどい仕打ちも目撃されており、スケーターを支えるアイデアや懸念事項なども否定され続けているのだとか。スケーター第一主義のスタッフ陣の我慢が限界に達し、傍観することができなくなったということなのでしょう。Nine Clubのホストを務めるクリス・ロバーツも憤慨しております。
実際に内部で何が起きていたかは知る由もありませんが、スタッフが次々と辞職する裏に何かしらの問題があるのは確か。スケートコミュニティの外部の人間が私利私欲や金銭的利益のためにスケーターを軽視し、利用し、搾取していないことを願うばかり。スケーターの声が上までしっかり届く管理団体であってほしいものです。
ここ最近は東京五輪の組織委員の汚職のニュースが世間を騒がしています。日本のスケートボードを管理する団体は、スケーターファーストであることを願っています。
--MK