スケート誌“SLIDER”の最新号となるVol.33が発売されます。今回のテーマはずばり“スタイル”について。
このスタイルなる言葉、万能ナイフのようにさまざまなシチュエーションによって使い分けができるややこしいワードのひとつ。「スタイリッシュ」と最高の褒め言葉になる一方で、「スタイル逃げ」なるスキルレスを揶揄したり、「スタイル入り過ぎ」と褒め言葉にも皮肉にも捉えられる場合だったりと。今号では、国内外の著名スケーターの見解を交えてスタイルの核心に迫って行くという大胆な企画とあり、スケート業界内では発売前からザワザワしはじめているとかいないとか。
気になる表紙は、もはや都市伝説化されつつある神出鬼没の路上スケーターである細田大起。彼のことを知っている人も知らない人も、今一度彼の滑りを動画でチェックしていただきたい。その上で、なぜこのタイミングで彼が表紙に起用されたのかも含め、スケートスタイルの重要性を熟考する機会になればなと。「スタイル、スタイルうるせェ〜〜w」
─KE
『skate archives.』('07) 26:00〜30:13(細田大起)
https
『Death/Re-birth』('02) 5:10〜5:37(細田大起)