大手企業などの参入やオリンピックの影響などである意味社会的にスケートの認知度が高まっていることは事実。なんだけど、現場でスケートしたり撮影している(いわゆるガチ)スケーターの肌感覚としては、むしろ一昔前よりも社会との溝が深まっていることを実感。実際問題として、渋谷区で滑っているスケーターは警察署まで連行されて念書を書かされたり指紋取られたりまでしているし(別件バウワー目的かも)、器物破損なんかで弁償させられたりするスケーターが増えていたり(単純にスケーターの絶対数が増えているかもだけど)。路上でのスケートに対する締め付けはかつてないほど厳しくなっています。表面上での理解度は増しているように見えるだけで、実際にスケーターへ向けられているHATEの目はかつてないほど厳しくなっているのかなと。そんな、スケート対社会の構図は、時代が変われど現在進行系で進んでいるわけですが、立場が違うとまた見え方や感じ方も変わってくるので難しかったりします。
そんな普遍的なテーマに一石を投じるべく特集を次号SLIDER Vol. 39でやるっぽいので、みなさんしばしお待ち下さいね。まずは、現在発売中の台北特集号(Vol. 38)をチェキラして、脳内スケート文化指数を上げておいてください。自分はと言うと、そんな小難しいこと考える必要のないほぼほぼストレスフリーなスケートパークへ行ってきま〜す。ポォッポォ〜!
─KE