最近とくに顕著になってきたスケート界の個人的な違和感…それはなにかというと「日々公開される映像作品の数が減っている」ということ。
職業柄、朝起きるとYouTubeにアップされたさまざまなスケート動画をチェックしているのですが、年々その数が減ってきているのを実感しています。日本だったらストリートが厳しいとか、映像作品を作るよりもコンテストの練習に時間を費やしたい…とかいろいろ理由が想像できそうなのですが、世界規模で減少傾向にあるってんだから根本的な原因がありそうですよね。動画を共有するSNSで完結している場合も多いかと思うのですが、それでもやっぱりインスタントなフッテージよりも腰を据えた映像作品をチェックしたいなぁと思うわけです。逆を言うと、映像作品が減れば減るほど、ひとつの作品の価値が高まるということなんじゃないかと。
映像制作者のみなさん、逆風に負けずに面白い作品をどんどん世に出してください。我々VHSMAGとしましては、昨年盛り上がったあの企画(www.vhsmag.com/skateshopvideoawards2022/)を準備しておりますので、発表までしばしお待ち下さい。
--TM