Skate Sauce(OSC)、Ganj Wax(UG)、Curb Candy(Kukunochi)、Telepathy Wax(Loop)からスケートワックスを頂戴し、重宝しております(感謝)。使用に当たり気をつけたいのは、目ざとい連中に気づかれないようナチュラルにワックスすること。塗りたくっている段階でヘイターに絡まれたスケーターを何度となく目にしたので。風当たりがますます強くなっているのは周知の事実。締め付けは厳しくなるばかりなので、スマートに立ち回る術がトリック云々以上に求められます。ヘイターに狩られないよう細心の注意を払ってヒット&アウェイしたいところ。
振り返れば、自分がヤングだった頃はもっと寛容な社会だった気がする。スケートボードが一般的でなかったこともありますが、キックアウトなんて滅多になかったし、赤の他人からの通報ハラスメントなんて皆無。当時のフリーダム具合を今の若いスケーターたちは知らないので、現状がノーマル(アブノーマルか)だと思っているだろうからいたたまれないときも。まあ、怖い人に絡まれる比率は昔のほうが高かったけど…。
Anyhow、先日ブランドNewのベンチにワックスしてから小一時間セッションを楽しませてもらいました。グラインド痕はもはや芸術、こればっかりは世間様がどう言おうと譲れません。一方で、ベンチに付いたワックスの汚れがどうも気になり、武士の情けとばかりにギャツビーの汗拭きシートでワックス・オフ。あれれ、なんかスッキリ。ワックスで汚れたベンチをキレイにするのってこんなに気持ちいいんだ! ってプチ感動。同時に、子供の頃に観た映画『ベスト・キッド(原題:Karate Kid)』のMr.ミヤギの言葉がフラッシュバック。あの頃チンプンカンプンだった師の言葉をようやく理解できたかも…。まあ、オレからグラインドとったら普通の人以下になっちゃうので、引き続きグラインドはし続けるけど、たまにはオフも悪くないよね。「ワックスON、ワックスOFF」。
─KE