昨年紹介したアメリカ発の「キャンセルカルチャー」がここ日本でも猛威を振るっているようですね。キャンセルカルチャーとは過去の発言やSNS投稿などを掘り起こして徹底的に追い込むというもの。不寛容な現在の日本社会と相性抜群(!?)で、ニュースやワイドショーなどでいい大人がしたり顔で批判しているのを見て具合が悪くなります。東京オリンピック演出のグループLineが流出しクリエイティブディレクターが辞任した件だって、吊るし上げるべきなのは週刊誌にスニッチしたヤツだと思うのは自分だけでしょうか(ツッコミどころはあるけど、身内でのアイデア出しくらい自由でいいはず)。
閉塞感溢れる日本社会に必要なのは他者への寛容とユーモアだと個人的に思っているので(根拠なし)、自分と同じく現状にうんざりしているアナタにぴったりの作品をご紹介したいなと。
それはJackass。この記事をご覧になってる30歳以上のジェントルマンはご存知かと思いますが、それより下の世代は知らないと思うので改めて説明を。Jackassとは2000〜02年に放送されたMTVのアホ番組。今なら炎上間違いなしの無茶苦茶なイタズラ番組なんですが、こちらはもともとCKYシリーズやBig Brotherから発生したもの。身勝手な正義感の自粛警察や良識派と呼ばれる人たちが目をそむけるような映像のオンパレードなんですが、これをみんなで爆笑して観れるようになったらもっと日本もピースになるんじゃないでしょうか…なんて思ってしまいます。
現在のYouTuberのハシリとして再び評価されるべきJackass。その中心人物であるバム・マージェラは元Elementのプロスケーター。スケートコミュニティがいかに先鋭的でユーモアに溢れているか…これを観れば一目瞭然ですw
—TM
https://www.youtube.com/watch?v=4zKnjTDH49E
https://www.youtube.com/watch?v=jSPxdTLEANA