1月25日(土)と26日(日)の2日間にわたり、CHIMERA A-SIDEのファイナル戦が愛知県国際展示場 Aichi Sky Expoにて開催された。
初日は予選が行われ、海外招待選手とリーグ戦を勝ち抜いてきた日本人が入り混じって接戦を繰り広げる。結果は堀米雄斗が首位、続いてナイジャ・ヒューストンが2位で合計8名が決勝進出。
翌日は敗者復活戦で9人目の決勝進出者が選考された。ここではSLSで好成績を残すダショーン・ジョーダンがTampa Amを制した根附海龍に1ポイント差でまさかの敗退。
そして決勝。根附海龍は得意のヒールフリップのバリエーションで次々とセクションをヒット。トミー・フィンはベーシックながらも確実なメイク率で魅せる。白井空良は持ち前のビッグトリックで応戦。池 慧野巨は軽快に難易度の高いトリックをランに組み込んでいく。ジェイク・イラーディはハイスピードでコースを回りトランジションで540まで披露。青木勇貴斗はオリンピック候補の実力を見せつけ、ジェイミー・フォイは意外性で観客を沸かせる。
極めつけは、堀米とナイジャの一騎打ち。手に汗握る攻防戦の詳細は敢えて割愛。簡単に言えば、乗りに乗ったナイジャは手がつけられないほど凄まじかったということ。そうしてナイジャ・ヒューストンが見事優勝賞金1千万円を手にし、2位は堀米雄斗、3位はジェイミー・フォイというリザルトに。
豪華すぎる面々を迎えて開催された、オリンピック前哨戦と言っても過言ではないCHIMERA A-SIDEのファイナル。こちらの模様は追ってRecap動画が公開されるので、しばしお待ちください。
Photos_Junpei Ishikawa