自分には小学生と幼稚園児の甥っ子・姪っ子がいます。
年に数回、愛知県に帰省する際には彼らと夢中になって遊びます。彼らからしたら「髭面で坊主頭の怪しいおじさんがキターーーー!」って感じなのでしょう。最初は恥ずかしがって部屋の隅っこからこちらをじっと見つめているだけなのですが、時間が経つにつれ慣れてきて、いそいそとにじり寄ってきます。やがては、こちらの都合もわきまえずに「遊んで~遊んで~!!」とくっついてきて、手を引っ張ったり、抱きついたりしてきます。
遊ぶ内容はといえば極めてシンプル。肩車をしたり、鬼ごっこをしたり、近所を散歩したり、全身をくすぐったりという他愛のないもの。時には唾液やハナクソを指につけて追い回し「エンガチョ」なんて言ったり、股間を強く握ったりして泣かすこともありますが、ものの5分もすればまた元通りになって一緒にふざけます。
が、田舎の子供たちといえど、21世紀生まれは伊達じゃありません。ふと目を離すと、自分のiPadを手に取り、ゲームに夢中になってしまいます。しかも、自分のアカウントでゲーム内通貨(1000ポイント=¥10,000みたいなヤツ)を勝手に購入したりするので、油断も隙もありません。iPadを奪い合っての兄弟げんかが後を絶たないのも困ったものです…。
とまあそんなこんなで、彼らと遊ぶのは大きな楽しみであり、帰省の目的のひとつでもあったりするのです。
今日から始まるGW第二節にも帰省するのですが、今回はあるひとつの計画を企んでいます。それは「キッズたちにスケートボードを与える」というもの。車にスケートボードを積んで持って行き、それをそのまま置いて帰ろうと思っています。
VHSMAGやSLIDERをチェックしてくれているみなさんの人生を大きく変えた「スケートボードとの出会い」というものを意図的に演出してみるのです。
果たして、彼(彼女)らがどのようにスケートボードと出会い、向き合って成長していくのか…それが今から楽しみでなりません。
--TM