2014年が始まって、怒濤の2ヶ月。あっ、もう3月なんですね。いやそれにしても今年は非常に充実した1年のスタートが切れたんですよ、これが。
そうそう、1月は新年早々、VANS×SLIDER×VHSMAGのツアーで台湾へ行ってまいりました。重藤悠樹、片方 遥、三本木 心、松尾裕幸のライダー陣に、フォトグラファーの井関くん、そしてフィルマーはすっかりVHSMAGでもお馴染みのパトリック・ウォルナー。ね、最高のメンツでしょ。さらに現地ではコーディネーターにハルタック。そして今回はFTCの戸枝義明もたまたま渡航時期が同タイミングで、一緒に台北スポットをあれやこれやと回ったわけです。
気心しれた仲間と、良い旅を~、なんて合い言葉を胸に、台北へと降り立ったわけですが、観光などしている暇はもちろんございません。ご存知のとおり撮影というのは過酷なもので、天候やスポット環境、そして時間など様々に介在する要素をクリアしながら、なんとか形を残していくのです。いやいや自分はただただ、スポットのまわりで皆の御世話とチルスケを愉しんでいたわけですが、身体をはって良いものを残そうとするライダーと、それを必死で写真と映像に残そうと努力するフォトグラファー、フィルマーは相当に大変であります。
そんな彼らの姿に自分は毎回心打たれ、スケートの奥深さと楽しさ、さらにはかっこよさを直に感じます。単純ですが、そんな現場での“直(じか)”の感覚が、こうしたSLIDERというスケート雑誌作りにも生きるはずだと、自分は信じて疑っておりません。だからこそ、できるだけ現場へと足を運び、自分も下手なりにスケートスキルを日々磨かねばと思っている次第です。刀も研がなければ、いざという時に使えませんからね。そう、刀を使う日を夢見て、日進月歩を繰り返す毎日…。
おっと、話がだいぶそれてしまいましたね。ということで、このVANS×SLIDER×VHSMAGによる合同ツアーの映像が、こちらのVHSMAGにて近日公開されます。そして“awesome”な写真の数々が、3月31日発売の最新刊SLIDER Vol.18にて掲載されますので、ぜひぜひお手にとって、願わくば買って頂いて、映像と写真のダブルで台湾スペクタクルをお楽しみ頂ければ幸いです。よろしくおねがいします!
--Kota Engaku