あけましておめでとうございます! 今年もSLIDERをよろしくお願い致します! 数年前は新入社員だった僕も昨年26歳になり、20代の後半戦がスタートしました。そんな僕が最近思うことを今回は書きたいと思います。
世の中には年功序列という年上の人を無条件で敬う慣習が存在し、日本は特に根深く年功序列の縦社会というものが存在すると思います。もちろん、世の中の規律を保つために、最低限は必要なものだと思います。ただ、年功序列を武器に無双する人に稀に出会います。年下にアンパンを買いに行かせたり、酒を強制的にたらふく飲ませてみたり、理不尽に説教してみたり……。ですが、自分が20代の後半になり年下の人と接することが増えても、同じことをやろうとは思いません。
若干緩和されたといえ、僕も縦社会の中を生きてきました。昔は「年長者の言うことは必ず尊重しなきゃ」とピュアに思っていましたし、リスペクトもしていました。ですが、年齢を重ね、いろいろな経験をして「こいつスキルもないのになに威張ってんだ」と気づいてしまうことがあります。最初は「年功序列だから我慢我慢」と思っていましたが、視野が広がり経験を積めば積むほど、自分にストレスをかけてまで、理不尽なディスリスペクトする人を敬う意味がわからなくなってきます。
僕が言いたいのは歳なんてさほど重要視することじゃないし、年齢や立場が関係なく評価されるものは評価されてほしい。そして、スキルがないのを無駄に重ねた年齢で誤魔化すな! ということです。散々ディスってしまいましたが、結果を出せなければ負け犬の遠吠えだと思っているので、自分も20代後半戦、気合を入れて頑張っていこうと思います。だけど、絶対にオールドスクールな縦社会を年下の人に強要したくない(笑)。
どちらにせよ、年上とか年下とか関係なく、スケートが自分よりうまいとか、フィルミングがうまいとか、なんでもいいですが、自分ができないことをできて純粋に「すごい!」と思ったときにお互いをリスペクトし合うことができたら、少しはこの世の中が平和になる気がします!
ということで、2017年も多くの人にリスペクトを込めてよろしくお願いします!
人類皆平等!
--Kentaro Yamada