DCからMETRIC Sのシグネチャーカラーウェイをリリースしたイシュ・セペダ。シューズのリリースに合わせてショートインタビューを敢行。
──イシュ・セペダ / ISH CEPEDA
[ JAPANESE / ENGLISH ]
Special thanks_DC Japan
VHSMAG(以下V): まずDCに加入した経緯から。
イシュ・セペダ(以下I): 最初はフロリダのオーランドで開催されたSurf ExpoでDCの担当者に会って連絡先を渡したけど1足も送ってくれなかった(笑)。そこでTMのジミー・アストルフォードの連絡先をゲットした。ジミーはオレのスケートを気に入ってくれて初めてシューズを送ってくれたんだ。ヤツはもうDCを離れてるけど感謝してる。すべてはジミーのおかげ。
V: DCはイシュの活動にどのように貢献してる?
I: DCのおかげで世界中を旅することができたし、この数年間、経済的にも安定して生活できてる。マジで感謝してるよ。
V: これまでDCがリリースしたビデオパートで一番のお気に入りは?
I: SOTYをゲットした年のウェス・クレマーのパート。
V: DCの現ライダーや元ライダーから影響を受けたことはある?
I: もちろん。多すぎるよ。フロリダのフロウライダーからも影響を受けてるくらいだから。
V: DCとのプロジェクトで忘れられない思い出や経験は?
I: 数え切れないよ(笑)。旅をしながら仲間と語り合ったこと。人生経験を分かち合う、それが一番だ。
V: DCが他のシューズブランドと一線を画してると思うところは?
I: どのブランドにもそれぞれの魅力があると思う。DCには確かに独自のアイデンティティがある。'90年代から2000年代初頭の功績はすべて象徴的だ。
V: Gas Giantsについて教えて。
I: オレのブランド。最初はYouTubeのチャンネルで仲間たちとやってることを世界に発信するために始めたんだ。それがバズってグッズを作ることにした。それが今ではブランドになったってわけ。クレイジーだね(笑)。
V: プロスケーター/起業家としての典型的な1日はどんな感じ?
I: 朝起きて、できるだけ早く外に出るのが好きだね。朝日を浴びて1日の準備をする。それから仲間に声をかけて誰がスケートするか確認する。スケートしないときはGas Giantsの仕事をしてることが多い。
V: Metric Sのシグネチャーカラーウェイがリリースされたね。
I: ああ、DCから2024年春のシューズリリースの話をもらってマジで興奮したよ。ちなみに今回はDCとの2回目のカラーウェイなんだ。続けることができて最高だよ。
V: 2022年にMetricのCMに出てたよね。このモデルはずっとお気に入り?
I: もちろん。このモデルは最高だよ。スニーカーとスケートシューズの完璧なミックス。スケートもできるし、ディナーにも行ける。超万能なシューズなんだ。カラーもたくさんあるから、Metricでいろいろなファッションを組み合わせることができる。
V: 今回のリリースのプロモーションに関しては?
I: かなりドープなコマーシャルを作った。あとはGas GiantsのYouTubeでスケート映像も公開する感じ。
V: DCの方向性について最もワクワクすることは?
I: 可能性は無限大。ルシアン・クラーク、ジョン・シャナハン、ジョシュ・ケイリスといったスケーターが在籍するチームもドープ。限界なし。
V: ではこれまでのキャリアを振り返って印象的なプロジェクトは?
I: Aprilのデビュービデオ。何度もツアーに出てAprilスクワッド全員で素晴らしい作品を作ることができた。超楽しい時間だった。
V: 現在進行中のプロジェクトは?
I: 今回のモデルのプロモーションが完了したら、年内はAprilの撮影に専念する。あとはジョヴォンテ・ドリーとGuess Jeansのプロジェクトが控えてる。
V: では最後に、今後DCと形にしたいことは?
I: シグネチャーモデルをオレにくれ!!!
Ish Cepeda
@ishcepeda
フロリダ出身。シャープなテクニカルスケーティングに定評あり。DCやAprilのプロとして活動しながら自身のブランドGas Giantsを運営中。