VOL. 076 　濃厚アパレルブランドのMagical Mosh M…
──“MOSHIMOSH”　Magical Mosh Misfits

　濃厚アパレルブランドのMagical Mosh Misfitsより待望の2nd作品『MOSHIMOSH』が前作より7年の歳月を経てリリース。試写会時よりパワーアップしてのリリースということもあり、発売日からそりゃぁもう巷は大騒ぎ状態の評判作を今週はご紹介。今作はまさかのオープニング前から壮大です。CG使いまくりで某映画会社チックで高まります。珍獣との異名を持つ砂川元気のパートはオリジナルトリックや彼独自のスケーティングで惹き込まれていきますね。ガビバビな壁をアクスルからのインには地味に驚かされました。そして今やクリーン・ハイオーリーの代名詞ともいえる高島圭四郎のパートは観ていて気持ちがいいですね。やはりスケートボードってオーリーですよね。うん、ステキ。そしてトモダチパートや小粋なCMなど見どころ満載です。SFパートでは過去に誌面でも見たことあるものが盛り沢山+αで高まります。そしてその他のメインパートを持たないライダー陣の合同パートでは、MxMxMのライダーの層の厚さを見せつけられます。特に南 勝己の色男っぷりな滑りには惚れ惚れしますね。そしてそしてスケーターの夢でもあるバックヤードにすんごいのを作ってしまった男のパートには感動しちゃいますね。いいセッションです。日野 誠のパートでは、トリックの引き出しの多さとスキルの高さにヤラれます。スポット使いやラインのリズムなどステキ過ぎます。そしてトリを飾る重藤悠樹はスキルはモチロンのこと、アレンジも効かせた文句無しのパートを見せつけてくれます。

words by Yuh Yanagimachi