オレのヒールはハードだぜっ! スケボーじゃないよ。つまり、オレのカカトは硬い...。かれこれ長いこと、このプチストレスに見舞われてきました。角質というヤツですね。カカトの硬くなってしまった部分を爪切りでカットするのも、意味のないことだとわかっててもやっぱりストレス解消でやってしまう。そうやってまた角質層はより強固なものになっていくのでしょう。なにも新品をダメにしたワケではないのですが、最近わずか2週間ほどの間に3足ものソックスのカカトに穴を開けてしまったのは凹みました。その中には以前頂いたVHSMAGのソックスも。伸縮性、フィット感、デザイン共に申し分なしのヘビロテシットだったので、僕の心もポッカリ。なるべく長く大切に履くことを心がけてはおりますが、少しでも穴が空いたらそのソックスとはおさらばするのがマイルール。ただの迷信かもしれませんが、なんかその穴から幸運が逃げていきそうなので…。
なぜカカトは硬くなってしまうのか。負荷がかかりやすいこと、そして靴との摩擦。また乾燥しやすいのに代謝がしにくい場所であるためにカカトは角質が堆積しやすく、すなわち硬くなる原因となっているようです。市販されているフットケア用品もいくらか試してきたものの、どうもイマイチ効果を実感できずにいました。普段の生活、さらにスケートボードにより無駄に多くの摩擦と衝撃を受けてきたはずのオレのヒールをヒール(Heal ※治癒)するのはハードだぜっ(押忍)。
そんな硬くなっていくカカトを根本的に改善するには面倒なマッサージを継続する必要がありそうです。三日坊主な自分はやる前から断念。しかしいてもたってもいられず先日、とうとうカカト用のヤスリをゲットしました。取っ手があり、その先端にグリップテープみたいのが付いていてそれで角質を削っていくのです。「グリップテープの切れ端でも代用できるじゃん!」ってそれを買うのは避けていたんですが、そこはさすがカカト用に製造された商品。キメの粗いところ細かいところ、2種類のヤスリがちょうどいい具合に角質を削り落としてくれます。肌が水分を多く含んだ風呂上がりの状態でやると気持ちいいぐらいポロポロ取れる。一緒に買った保湿クリームでプラスアルファのケアも。根本的な改善策とは言えませんが、これで多少は快適に過ごせそうです。自分と同じプチストレスを抱えている兄ちゃん&姉ちゃん、これとってもオススメあるよ。
余談ですがその昔、バリアルヒールのことを「ハードヒール」って言ってた人がいたような。トリック名、その土地土地で通用する方言的なのは別として、間違って覚えると恥ずかしいことになったりするので、そこは正しく理解し覚えましょう。おしまい。
—Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)