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すべての4輪 事故防止!
──春の交通安全キャンペーン

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 スケーターによって代々乗り継がれ、破格で譲ってもらった軽バンは自分が4代目のオーナー。20年以上も昔の車で走行距離は17万キロ以上、いつどんなガタが来るかもわかりませんが今のところ目立った異常はなく、今日も元気にガソリンを消費しています。軽バンだけにスペース広め、ちょっとしたスケートセクションも積みこみ可能なのがいい。今や生活するにおいてすっかりなくてはならない存在となりました。毎日の出動時に1日の交通安全を願いエンジンをかけ、帰宅時には無事に帰れたことに感謝しエンジンを切る。これが自分が運転する際のプチ儀式。
 自分が車を所有してからというもの、より強く思うようになったのが交通安全の大切さ。基本ビビリなんで無茶な運転はしないんですが(たぶん)、多少時間の効率が悪くなろうがそれでいいと思っている。そんな派なので、人の運転する車に乗ると「ここ、こんなスピードでそんまま行っちゃうー!?」とか思ったりすることも多々あるのです。
 おそらくですが自分が安全運転を心がけているのは、スケボーで車に轢かれそうになった経験から。10代半ばぐらい、やたらキックフリップに自信があり、それは今よりメイク率も高さもキレもあったはず。よく通る歩道から車道にキックフリップで1段降りるのも普段はミスることもなかったんですが、その時は珍しく裏乗り。と同時に後ろから飛ばして来た車が僕をギリギリ避けて走り去っていきました。普段交通量の少ない道路だけに完全に油断してたのですが、いつも通りフリップで着地し進んでたら自分はきっと轢かれていたことでしょう。そんな「ヒヤリ・ハッ」な経験もあり、街でスケートをする際は特に車の通行が気になるのです。
 スケーターに怪我はつきもの。勢い余って車と衝突し怪我をしても自業自得なわけですが、一般社会的にはそうもいきません。停まっている車に自ら突っ込み怪我をするでもない限り、ドライバーが悪いことになる。ドライバーからすると、いきなりどっかから飛び降りてきたスケーターが勢い余って衝突し、事故になろうもんならたまったものではありません。たまにストリートスポットの前を通るときとか思ったりするわけです。「今スケーターが突っ込んでくるとか、ないよな?」と。
 また逆にスケートボードという「クルマ」でそこらをプッシュする我々スケーターは歩行者にも十分に気をつけたいところ。スケボーで人にぶつかる事故なんて起こしたら10-0でスケーターが悪いに決まっている。最悪、炎上案件にもなりかねません。特に経験の浅い若いスケーターに多く見られますが、明らかに人の行き来を妨げ、怖がらせ、事故を誘発しそうになりながら我が物顔でスポットを攻める姿。それは正直イケテナイ(あの日の自分にも言いたい)。極力人に迷惑をかけずにスポットを攻め落とすのがスマートなやり方ってもんよ。
 てな具合で春の交通安全キャンペーンと致したい。車の話に戻すと自分、来月に車検が控えてます。先月末は地元で親戚の結婚式、今月は約6年ぶりに海外へ、続いて車検と、キャンペーンとか言ってられないぐらい飛んでいくお金が恐ろしい。

—Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)

 



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