あのSASUKEが2028年に予定されているロサンゼルスオリンピックの正式種目として決定したようです。TBSで始まった番組が、海外ではNinja Warriorという名で人気を集めているようです。筋肉・体力自慢(?)の参加者が、特設される大掛かりで無謀な障害物コースをクリアしていく、あの番組です。オリンピックにおいてはそんな障害物のコースでのタイムを競うという形が取られるのだとか。スケートボードがオリンピック種目となったときもそうですが、時代と共にその種目も少しずつ変わりゆくもの。とはいえ日本のTV番組から始まった競技がオリンピック種目になるのですから、いや〜驚きです。実家を出てからはTVを視聴する機会が減った自分ではありますが、かつてお茶の間で楽しく観ていたあの番組がオリンピック競技になるなんて、考えもしなかったこと。
そういやSASUKEの前身とも言える「筋肉番付」においても特設された、それはムチャクチャな作りをしたスケートコースを板から落ちることなく走破する…そんなコーナーもあったみたい。自分はリアルタイムでは観ておらず、かなり後に知ったときは驚きました。YouTubeでも観ることができるのですが、参加者は今なお活躍する名スケーターがずらり。ある種、スケートボードに上手いことエンターテインメント性を持たせたいい例ではないでしょうか。
競技としてのスケートボードが取り沙汰されるようになってしばらく経ちますが、その裏では今なおエンジョイスケート、エンターテインメント要素も存分にあるイベントが各地で行われています。DimeのGlory Challengeみたいなおバカコンテストはその最たる例。コンテストには高いスキル + αを持った一部のスケーターが参加するワケですが、難易度で高得点を叩き出して勝負するのとはまた違うやり方で魅せてきます。
それに近い感じのコンテストが、またやってくる。それはDC / Elementが主催するTEPPEN。去年3月に第1回が開催され、そのイカれっぷりが話題となったイベントの第2回目が間近。今度は浅草、スケーター以外にも買い物客や観光客もひしめく商店街のど真ん中で繰り広げられますよと。自分はその製作側として携わらせてもらっているのですが、こりゃ楽しみだぜっ!!!
─Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)