屋根にはみなさんよく出向きますか? 屋根というと少し語弊があるな…。屋根じゃなく屋上ですね、そのほうがイメージしやすい。屋上が付いてるおうちに住んでる方は、そこで家庭菜園なんかを楽しめそうですね。ハーブのたぐいやミニトマト、ナスやキュウリなんかは比較的簡単にできるらしいので、夏には小さいビニールプールに缶ビール浮かべて、採れたての自家製お野菜つまみに日光浴なんて最高ですね。うーん、夏が待ち遠しいけどそんな妄想はまだ早い。今回は夏の話じゃなくて屋根、いや屋上のお話です。
屋上でスケートしたことあるって人、多分あんまりいないですよね。僕も経験ないですし、仮に何かの機会で建物の屋上に上がったとしても、「ここはスケートいけるかも」とはなかなか思わないでしょう。せいぜい目の前に広がる景色に見入ったり、「落っこちたら死んじゃうかな?」とか無意味な想像膨らませてみたりするだけでしょう。そしてそもそも屋上でのスケートはいったいどうカテゴライズされるのか? これもクールなストリートスケーティングなのか? いや屋上は路上じゃないからストリートとは言わないはずだし、適用される法律も違うはずだ。仮にオマワリさんに御用となってもいわゆる道路交通法違反ではなく、不法侵入と器物損壊というところ辺りに落ち着くだろう。あるいはそういう理屈の部分ではなく、ストリートスケートと呼ばれる一連の行為を市街地が持つ可能性のすべてを滑り倒すということであるとするならば、街で起こるすべてのスケートはもはや“ストリート”という装飾に近いようなカテゴリーに収まる意味がどれほどあるのだろうか?
話が大きく逸れてきたところで、屋上でのスケートに戻ります。異論反論オブジェクションは山ほどあるでしょうが、おそらく屋上でのスケートには法的な問題をクリアできていない限り、つねに大きなリスクが付きまといます。基本的には何をするのもすべて貴方の自由ですが、個人的には今回紹介する映像を楽しむ程度に留めてもらえればこれ幸いです。
昔から馬鹿と煙は高いところを好むといいますが…あれ? 馬鹿? いやいやPMAの魔法にかかれば馬鹿もただのウマとシカってことで。
--TH (Fat Bros)