STORE
VHSMAG · VHSMIX vol.31 by YUNGJINNN

POPULAR

SKATE SHOP VIDEO AWARDS - 昭和99年スケーターの休日

2024.12.18

MOMIJI

2024.12.16

TEPPEN KABUKICHO

2024.12.17

KENTO NAMEKAWA / 滑川絢斗

2024.12.18

NEW BALANCE NUMERIC - 306

2024.12.16

SKATE SHOP VIDEO AWARDS - 視聴覚

2024.12.20

褒め言葉

2024.12.20

SKATE SHOP VIDEO AWARDS - RUKA HORIUCH

2024.12.20
  • G-SHOCK

SKATE SHOP VIDEO AWARDS 2024
SKATE SHOP VIDEO AWARDS 2023 SKATE SHOP VIDEO AWARDS 2022
ADIDAS SKATEBOARDING /// TYSHAWN II

拝啓 大企業さま
──SUPPORTED BY…

2023.05.12

 国内外のビッグコンテストがライブ中継で見られるのも、もはや珍しいことではない世の中になりました。スケーターたちの活躍を楽しみに見守っているのはスケーターだけではなくなってきた証拠でしょう。そこらの酒場なんかで画面に齧りついては歓声や怒号が飛び交い、普段特にスケートするでもない人とトリックやスケートボード選手のこと、はたまたスキャンダルなんかであーだこーだ会話に華を咲かせる時代の到来も時間の問題かもしれませんね。「スケートしねぇヤツが…」ってな意見もあってしかり。しかしそんな未来をこっそり楽しみにしてたりもしています。
 かく言う自分はビッグコンテストをライブで観戦する機会はそう多くありませんが、そんな未来にまたひとつ近づいたように思えることが。YouTubeやSNS上ではコンテストでのハイライト的映像がいくつも拡散され、それらは自然と目に入ってくるわけです。先日シカゴで開催されたSLSではあのカップヌードルがメインスポンサーとなり、コースに設置されたギャップやレッジにはカップヌードルのブランディングが堂々と配置されているではありませぬか。スケートボードに特化したコアなコンテストに、一般的な大企業が参入することもとても多くなりました。そこに一体どれほどのコストが支払われたのかは知る由もないですが、メリットの生まれないところに企業がスポンサーをすることもありません。実際思ってしまうわけだ、「次カップ麺食べるなら、カップヌードルにキマリっすね!」と。そしてコンテストや出場するスケーターの注目度、価値の高まりに感嘆するのです。ちなみにこの日本で生まれた日清食品のカップヌードルがアメリカに進出したのはちょうど50年前の1973年のことらしいです。当初は認知されなかったカップヌードルも売り出し方を変えてアメリカでもヒットし、SLSのメインスポンサーを務めるまでになっている。日本人選手の活躍のみならず、日本企業の活躍も見られるのだからうれしい話です。
 さてと今月は日本でもX-GAMESに楽天が新たに主催するUPRISING TOKYOと、大規模コンテストの開催が目白押し。そこにも協賛に入る、スケート関連以外の企業のあれこれが見受けられることでしょう。かなりワンチャン、このYo! Chuiも大企業のお偉いさん役員さんの目に留まるかもしれないのでお伝えしたい。今のスケートボードの注目度って、思っている以上に凄いもんだぜっ。あわよくばコンテストもスタジアムから飛び出し、街の一部を使えるようにしてもらい、ゆくゆくはストリートスケートも目クジラが立てられない国になってくれたらもっとサイコーなので、スケートシーンにより大きなスポンサーをして頂きたいものであります!

─Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)

 




  • BRIXTON
  • MAGICAL MOSH MISFITS