実に多くのスケーターが帽子をかぶっている姿を見かけます。自分ももれなくそのひとりで、外に出かける時はたとえ近所のコンビニだろうが帽子着用がポリシー。何より落ち着きます。夏はキャップ、冬はニット、その他ハットにハンチングにいろいろありますが、暑さ寒さから身を守るという実用的な面はともかく、見た目がなんだかパッとするように思えてなりません。ブランドのカタログやルックブックなどでもまずチェックするのは帽子のラインナップだったりします。「いい帽子を出しているブランドは大体イケてる」って思っているくらい。どうでもいい話っすね…。
頭部を着飾るものとしては、バンダナなんかもいいですね〜。帽子との合わせ技も相性抜群。使い方次第でB-Boyみたくもパンクスみたくも、はたまたオタクな感じを出すことも可能な万能アイテム。かくいう自分は頭に巻いて使ったことがないのですが…(汗)。それはそれとして、部屋の装飾や弁当を持ち歩く際にも使えるのがまた良し。気に入ったブランドや柄のものなど見つけると、家に何枚あってもうれしいものですね。
バンダナの代わりといっちゃなんですが、ここ3年ほど前から手ぬぐいの良さにハマり気味です。きっかけはヘルメット着用義務の某パーク。貸し出されるヘルメットを被ると帽子との相性がどうも悪く、落ちつかない。そこで帽子代わりに手ぬぐいを用いてみたところ調子が良く、一気に愛着が湧いてしまったのがきっかけです。頭に巻いたらバンダナよりもどこかイナたく見え、かつヘッシュな感じがするのもなんだかいい。ここ数年で手ぬぐいを着用するスケーターもかなり見かけるようになりました。その流れを汲んでか、よくドメスティックのブランドやショップがそれぞれのデザインやカラーを取り入れた手ぬぐいをリリースしているのも納得です。
地球が沸騰しているらしいこの夏の暑さ。手ぬぐいは汗を吸ってくれたり、水で濡らして首に巻くことで暑さを和らげてくれたりもしてくれる。またその他の用途も多々ありますが、怪我で出血がひどい場合、手ぬぐいをそこに固く結ぶことで止血の手助けとなったり、骨折した時に三角巾の代わりとして使えたりと非常時にも役立てることが可能。我々スケーターにとっても普段持ち歩くのは理にかなっているのでしょう。しばらく予定はなさそうですが、海外に出かけることがあれば、現地でお世話になる方々に日本のお土産としてプレゼントしてみたく思うこの頃です。
─Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)